遠山記念館

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次回開催の展覧会

「子の日図屏風と宮廷文化」

2024年3月20日(水・祝)~5月19日(日)



【開館時間、休館日、入館料について】

開館時間:10:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(祝祭日の場合は開館、翌日休館)・4/16(火)・5/8(水)
入館料:入館料:大人 800円(640円)
    学生(高校・大学)600円(480円)
    ※中学生以下は無料 ( )内は20名様以上の団体料金
    ※障害者手帳をお持ちの方は ¥200割引となります。



遠山記念館の所蔵する「源氏物語子の日図」は、鷹司任子が13代将軍徳川家定に輿入れする際の婚礼調度の一つとして制作された作品です。その主題として紫式部『源氏物語』から、第23帖「初音」に描かれる小松引、そして第34帖「若菜上」の若菜摘という、二つの正月行事を描いています。制作を担当した木挽町狩野家の狩野養信は、江戸幕府の公務として最高級の絵具を用い、この作品を描き上げました。大和絵の学習を踏まえた精緻な源氏物語絵画として、さらには近世狩野派の重要作例として高い評価を受けている作品です。本展ではこの屏風を中心に、皆さまに源氏物語の世界の一端を味わっていただきます。
一つには、宮廷文化への憧憬を背景とする蒔絵作品です。中でも伝尾形光琳の蒔絵作品「野々宮蒔絵硯箱」は、第10帖「賢木」を暗示する作品です。また第32帖「梅枝」には「薫物」と呼ばれる香が登場しており、本展では遠山記念館の香道具を展示します。もう一つ、紫式部の時代には日本独自の仮名書の文化が発達しました。本展ではこれに合わせ、「寸松庵色紙」をはじめとする平安時代の古筆の名品を展示いたします。



【主な出品作品】

・狩野養信「源氏物語子の日図(小松引)」天保12年
・狩野養信「源氏物語子の日図(若菜摘)」天保12年
・岡田為恭「小松引図」江戸時代後期 19世紀
・重要文化財「寸松庵色紙」 平安時代 11世紀後半(展示期間:3月20日~4月14日)
・川辺一朝「初音蒔絵十種香道具」明治時代 19-20世紀
・「野々宮蒔絵硯箱」江戸時代後期 19世紀
・「源氏絵蒔絵棚」江戸時代後期 19世紀





狩野養信「源氏物語子の日図(小松引)」天保12年

狩野養信「源氏物語子の日図(小松引)」天保12年


狩野養信「源氏物語子の日図(若菜摘)」天保12年

狩野養信「源氏物語子の日図(若菜摘)」天保12年



岡田為恭「小松引図」江戸時代後期-19世紀

岡田為恭「小松引図」江戸時代後期-19世紀

重要文化財「寸松庵色紙」 平安時代--11世紀後半(展示期間:3月20日~4月14日)

重要文化財「寸松庵色紙」 平安時代--11世紀後半(展示期間:3月20日~4月14日)

川辺一朝「初音蒔絵十種香道具」明治時代--19-20世紀

川辺一朝「初音蒔絵十種香道具」明治時代--19-20世紀

「野々宮蒔絵硯箱」江戸時代後期-19世紀

「野々宮蒔絵硯箱」江戸時代後期-19世紀

「源氏絵蒔絵棚」江戸時代後期-19世紀

「源氏絵蒔絵棚」江戸時代後期-19世紀



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