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「エジプト古代染織・コプト裂100点 -織り文様は何を表しているのか-」
2024年9月14日(土)~11月4日(月・祝)
【開館時間、休館日、入館料について】
開館時間:10:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(祝祭日の場合は開館、翌日休館)
入館料:入館料:大人 800円(640円)
学生(高校・大学)600円(480円)
※中学生以下は無料 ( )内は20名様以上の団体料金
※障害者手帳をお持ちの方は ¥200割引となります。
当館は、創設者の遠山元一が蒐集したコプト裂4800点を所蔵し、国内外における有数のコレクションの一つです。
2世紀末のころに伝わったキリスト教に入信したエジプトの民 が織った麻と羊毛の綴織はコプト織と呼ばれ、染織史上欠 くことのできない美と技を誇っています。
もとは衣服や覆布、壁掛けなどでしたが、19世紀末 以降の発掘後、美しい文様の部分だけが切り取られて断片・裂となります。織り出された文様にはナイル河畔の動植物が生き生きと写され、ギリシアの神々や英雄が躍動します。4~7世紀にかけてのコプト美術全盛期の作品を中心に100点を選び、それらの文様が何を表すのか、主題と象徴の意味を探ります。
【主な作品の文様】
・組紐文様 : 組紐文① メアンダー
・唐草文様 : 木蔦唐草、アカンサス唐草、葡萄唐草②
・ギリシア神話: ディオニュソス③、アフロディテとアドニス④、アフロディテの誕生、ペルセウスとアンドロメダ、ケイロンとアキレウス
・キリスト教図像: キリスト降誕図⑤
・騎馬文様⑥ 、狩猟文様
・十字架文様 : 十字架、アンク
・動物文様: ライオン、豹、山犬、兎⑦、鳩、水鳥、魚