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コレクション

  • コサージュ付き婚礼衣装
    • ヨーロッパ・アメリカ染織
    • Europe・America


アメリカ合衆国
19末〜20世紀初期
絹・麻
肩巾33.0 上衣丈51.0 スカート丈51.0




淡いクリーム色のシルクサテンを基調としたウェディングドレス。オーソドックスなドレスラインながら、裾には装飾が施され、フリルのついたトレーン(引き裾)が付いています。このドレスを印象づけているのが、ウエスト正面と袖、トレーンに飾られるローワックス(蜜蝋)製のオレンジの花と布製のスズランの造花で作られたコサージュです。それぞれ「純愛」、「結婚式の祝宴」、「幸福の訪れ」などの花言葉を持っており、特にオレンジは、果実を実らせるとき甘い良い香りの花を咲かせ、同時に葉も茂らせることから、繁栄と多産の象徴として、欧米で花嫁が身につけるようになりました。このドレスには付属していませんが、ヴェールにこうした造花を飾ることも多かったようです。

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