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  • 彩画武装獣人文様鐙型注口壺
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ペルー モチェ文化(後100-800年頃)
高30.2 口径2.3 胴径15.0




チャビン文化様式から続く鐙形注口を持つ細くすっきりした印象の平底球形の土器。ペルー北部海岸の文化、モチェ文化の土器は写実的な白地赤彩の象形土器とともに、このようなシンプルな器形に白地赤彩で様々な生活の営みや戦のシーン、物語画のような図柄を描くものが特色となっています。この土器には武装し走る戦士が二人描かれ、その足元、器の下部には土坡を表す波線がひと巡りします。戦士の頭部はヤマイヌと思われる獣になっていますが、モチェの土器では人物の生業を象徴するような動物の頭部を持つものが多くみられます。(例:飛脚あるいは伝令には鳥やキツネ、戦士では他に牡鹿やジャガーの頭部)

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