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  • 灰色陶刻線文様鐙型注口壺
    • アンデス土器
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ペルー チャビン文化(前800-前500年頃)
高19.7 口径5.3 胴径14.3




下方が二股に分かれた注口を持つ壺の形が馬具の鐙(あぶみ)に似ることから、鐙形土器と呼ばれます。ペルー初期の文化様式であるチャビン以降、北部海岸地方の伝統的土器形式となりましたが、チャビン文化のものはより太く存在感があるものが多くみられます。この土器にもやや横拡がりの本体にがっしりとした鐙形注口がついています。器面には波のうねりを連ねたような刻文を配し、内側を細やかなひっかき線で充填しています。それ以外はしっかりと研磨され、金属のような光沢を放っています。

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